AI診断機器「nodoca」について
みなさま、大変お待たせしました!
「痛くない!」インフルエンザウイルスのAI診断機器、nodocaの導入が完了し11月10日より運用を開始しています。
富山県内の小児科では初の導入となります。
インフルエンザウイルスに感染すると、早い段階で「インフルエンザろ胞」と呼ばれるのどに特徴的なプツプツした変化が現れます。
しかしこれは医師の眼では判別が難しいため、nodocaがこれまで蓄積した大量のデータから判別します。
特に、発熱からの時間が早すぎて検査を行うことのできなかった、または偽陰性となりやすかった発症12時間以内であっても、従来のインフルエンザ抗原検査キットと比べて高い検出率を示します。
先日、発熱から2時間のお子さんでnodocaが陽性と診断しました。
6歳以上の口を上手に開けられるお子さんであれば検査可能です。
注意していただきたいのは、インフルエンザウイルスの陽性。陰性の判定は可能ですが、A型かB型かの区別はできません。
またどの検査もそうですが、nodocaも精度は100%ではなく約80%程度ですが、これはこれまでの綿棒を使った抗原検査と比べても劣ることはありません。
これまで通りの綿棒の検査、またはnodocaのどちらか一つを自由に選んでいただくことができます。
→Yahooニュースで紹介されました