帯状疱疹ワクチンについて
帯状疱疹ワクチン接種をお勧めします
60歳以上の3人に1人が生涯に1回以上帯状疱疹に罹ります。
この病気は普段は体の中に潜んでいる(共存と言います)ウイルスが何かの拍子(※)に暴れることにより発症します。帯状疱疹の症状は時に重篤で、長く後遺症に苦しむ方がいらっしゃいます。これを予防するにはワクチンが有効です。
当院では帯状疱疹ワクチン(シングリックス)の接種をお勧めしています。2か月以上間隔をあけて2回接種します。研究によると発症予防効果は90%を超えています。
当院の院長も今年既に2回の接種を終えましたので、副反応等の体験談を皆様にお話しできます。
(※)何かの拍子とは・・・
- 膠原病のような免疫力が低下する病気
- 睡眠不足や疲労が蓄積し、神経活力が落ちている時期
- 生活習慣病のコントロールが良くないとき
などです。